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タイの焼き物「ベンジャロン焼き」の歴史

タイの焼き物「ベンジャロン焼き」

タイの焼き物「ベンジャロン焼き」

タイのお土産にはマーケットや屋台でリーズナブルな買い物もよいけれど、伝統的な工芸品をお土産にチョイスするのも、タイらしい文化が感じられるのでとてもおすすめです。

 

タイには主に2つの焼き物が知られており、一つが豪華な装飾が印象的なベンジャロン焼き、もう一つがエメラルドグリーンの美しい焼き物として知られているセラドン焼きです。

 

ベンジャロン焼の「ベンジャロン」とは、古代サンスクリット語の「ベンジャ」と「ロン」を語源とし「5色」を意味するタイの伝統的磁器です。

 

この5色とは必ずしも5色ではなく、3色のこともあれば、それ以上の色が使われていることもあります。

 

このベンジャロン焼きのはじまりはアユタヤ王朝後期の16世紀から17世紀といわれており、シンプルな白い磁気に色づけをはじめたことがそのはじまりといわれています。

 

ベンジャロン焼きは、タイ王室御用達の陶器として生まれ、タイ国王が職人を中国に送り、そこで製造した物を輸入して使っていたといわれています。

 

その人気は金、赤といった華やかな色をふんだんに使いながら、美しい模様がデザインされた、エレガントな雰囲気といえます。

ベンジャロン焼きの魅力とその値段

ベンジャロン焼きはバンコクの高級レストランなどでも使われているほか、デパートやマーケットなどでも販売されています。

 

またベンジャロン焼きが体験できる教室やイベントなども近年はよく見かけるようになり、世界で一つだけのベンジャロン焼きを作る楽しさが人気を集めています。

 

ベンジャロン焼きにはお皿、お茶碗、コーヒーカップ、醤油さしなどがあり、まさに来客をおもてなしするには相応しいアイテムといえます。

 

ベンジャロン焼きの値段はお店によって幅広く異なりますが、相場は通常のバンコクのデパートであればコーヒーカップで500バーツ(1500円)前後、オーダーメイドにも対応している高級なショップであれば1000バーツ(3000円)以上することも少なくはありません。

 

ばらまき用のお土産を検討している場合には、お香立て、お箸置き、レンゲなどであれば100バーツ前後で購入できるのでとてもおすすめです。

 

見た目以上に高級感がありコストパフォーマンスがよさも、ベンジャロン焼きの魅力といえるでしょう。

 

ベンジャロン焼きを購入できる場所

ベンジャロン焼きを購入するのには、バンコクのデパートのサイアムパラゴンの「Exotique Thai(エキゾチックタイ)」は種類が豊富でとてもおすすめです。

 

お土産ショップなので、しっかりと贈答用の梱包にも対応してくれるのもとても魅力的です。

 

その他にもMBK6階のフードコートの反対側のお土産ショップ、伊勢丹、東急ストアなどでも販売されています。

 

マーケットや露店などでも入手できますが、お店によっては偽物を販売していることがあるので、あまりにもリーズナブルな値段のときにはよく確認をするようにしましょう。

 

また本格的にベンジャロン焼きを楽しみたい方におすすめの工房といえば、バンコク郊外にある「Ban Pinsuwan Benjarong(ピンスワン工房)」 です。

 

ピンスワン工房を訪ねるツアーなどもありますが、個人でアクセスする場合にはバンコク中心部からタクシーで約1時間離れた距離にあります。

 

工房は既製品には対応しておらず、全てオーダーメイドとなっており、その品質のよさがタイ駐在のマダムからも人気の工房として知られています。

 

工房では30名ほどの職人たちが真剣に作業をしている行程を見ることができます。

 

ここピンスワン工房の魅力といえば、細かいオーダーにも対応してくれることにあります。

 

細かい文様のデザイン、文字、写真まで入れることができるので、自分用にもプレゼント用にもとてもおすすめです。

 

オーダーメイドのため注文してから発送までに数か月かかるといわれていますが、日本への発送にも対応をしてくれので、バンコクでオーダーだけ先にしておくと、帰国後の楽しみが一つ増えるのでとてもおすすめです。