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トンブリー市区にある王室御座船博物館

王室御座船博物館は、トンブリー地区のシリラート病院の近く、バンコクノーイ運河沿いにある王室専用の船を納めた博物館です。

 

交通アクセスは、アルン・アマリン通りの橋の高架下に小さな看板が出ているので、そこを曲がり民家がたくさん密集している路地を5分ほど歩いていった先にこの博物館は位置しています。

 

この先に博物館があるのかと思うほどに、ローカルな雰囲気が漂う細い路地の中を300メートルほど通って行き、その先にドックを兼ね備えた博物館が見えてきます。

 

建物内には運河の水が引き入れられており、ここから実際に出船することもできる構造となっています。

 

御座船が保管されている博物館の建物はドーム型をしており、建物の回りを囲むようにタイの国旗が掲げられています。

 

アルン・アマリン通りへもバンコクからバスでアクセスすることができ、19、57、81、91、157、169番のバスが通っています。

 

またアクセスには船をチャーターする人も多く、陸路よりも迷うことなく辿り着くことができます。

 

博物館の営業時間は朝9時〜17時、入場料は100バーツ(300円)となっており、希望する場合には別途カメラ撮影料100バーツ(300円)、ビデオ撮影200バーツ(600円)かかります。

 

この観光スポットはややアクセスが悪く、非常にマニアックな観光スポットであることから、観光客が少なくじっくりと見ることができます。

 

ただし館内の案内は、英語とタイ語のみとなっています。

美しい王室御座船の見所

水の上に浮かぶ美しい船のディスプレイなど、合計で8隻の王室御座船が展示されています。

 

実際の御座船は約50隻ありますが、残りはチャオプラヤ川の上流にある国立図書館の裏手にあるドックに置かれています。

 

保管されている船には煌びやかな金色を用いた豪華絢爛な装飾がなされており、細部に至るまで精巧なデザインは訪れる人たちを魅了しています。

 

ここに展示されている船にはそれぞれ全景の写真とその説明書きがなされており、大きさの詳細なデータに加えて、船の製造された歴史、漕ぎ手の人数及びクルーの数などが記載されています。

 

これらの船は、タイ国王の記念行事や国家行事など、数年に一度行われるロイヤルバージプロセッションの際にチャオプラヤ川を走る王室の船で、この博物館に保存、管理されています。

 

この行事のためにわざわざタイを訪れる観光客も多く、その美しい船がバンコクのシンボルであるチャオプラヤ川を流れゆく光景はとても壮観な光景です。

 

また王室の行事に使われた時の写真や船の陣形、それぞれの船の役割なども紹介されています。

博物館のハイライトとなっているルア・ホン(スパンナホン)

この博物館のハイライトとして知られているのが、国王即位60周年を祝う御座船パレードで実際に使用されたルア・ホン(スパンナホン)と呼ばれる船です。

 

博物館の中央エリアに堂々と展示されており、これは国王専用の船で全長約46メートル、約60名の漕ぎ手を必要とするほどの大型の船です。

 

この船は1782年にラーマ1世が建造したものの、御座船の老朽化が進んだため、その後継船としてラーマ6世の時代、1911年に建造されたものです。

 

船首の部分には神話上の白鳥が彫刻されており、これはバラモン教の神であるブラフマーが移動に使ったホンとよばれる鳥で、細く高く突き出しています。

 

まさに王室の船に相応しくエレガントな雰囲気に包まれており、訪れる人たちを魅了しています。

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