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タイの観光に欠かせない「ワット」

タイの観光に欠かせない「ワット」

タイの観光に欠かせない「ワット」

熱心な仏教徒の多いタイでは、タイ全土の至るところに「ワット」とよばれるお寺があります。

 

日本でも伽藍とよばれるように、タイのお寺の境内にもそれに似たような構成を持っています。

 

タイではワットは毎日参拝することもごく一般的なことであり、とてもお寺が生活の中に身近に感じられる存在となっています。

 

お寺には無料と有料のお寺があり、観光地化されているものは、有料のところが多い傾向にあります。

 

ただし無料のところであっても、寄付金を募っている箱が入り口に置いてあったり、境内で花やロウソクなどを購入して参拝する仕組みとなっている場合にもあります。

 

無料となっている場合であっても、気持ち程度お金を納めるように心掛けることが大切といえるでしょう。

本堂の特徴

タイのチョーファー

タイのチョーファー

タイのお寺では日本と同じく本堂(ウボーソット)とよばれるものがあり、これは1つの寺院につき1つしかなく、主に宗教行事などはここで行われています。

 

一般的に本堂の西側に、東向きに寺の本尊が安置されています。

 

内部の壁には仏教のストーリーが豪華絢爛に描かれていることも多く見られます。

 

本堂に入る際には靴を脱いで中に入り、横座りもしくは正座でまず合掌し、手をしっかりと広げながら、床に頭をつけるように動作を3回繰り返すことが通例となっています。

 

タイでは願いごとが叶ったら、お礼参りをすることもマナーとなっています。

 

また本堂と礼拝堂はやや見分けることが難しいのですが、本堂は建物の周囲に結界石とよばれる石が置かれています。

 

これは杭状であったり平らな石であったりと、その様式は様々ですが、この結界石が見極めるポイントの一つといえるでしょう。

 

また本堂のシンボルといえるのが、チョーファーとよばれる(棟飾り)です。

 

これはタイの寺院建築を特徴づけるポイントの一つで、屋根から細長い棒のようなものが青い空に延びており、美しい曲線美を描いている光景がとても印象的です。

 

このチョーファーは神話に登場する魔除けの意味を持つ装飾であり、聖なる鳥の頭部を象徴しています。

タイらしさが感じられる鐘楼と仏塔

タイのチェーディー

タイのチェーディー

またホーラカンとよばれる鐘楼があり、日本のものは異なり小さい鐘が比較的高い建物にぶら下がっています。

 

寺院によっては鐘ではなく、太鼓などが吊るされていたり、鐘と太鼓が両方とも吊るされていることもあります。

 

またもう一つタイの寺院の特徴の一つであり、観光に欠かせないものにストゥーパとよばれる仏塔があります。

 

これは仏舎利を収めるための建造物で、タイで見られるものには主に3つのタイプがあります。

 

一つはチェーディーとよばれるもので、これはスリランカから伝わったベルのような形の塔が、独自にタイ風の仏塔になったものです。

 

もう一つプラーンとよばれるものは、細かな彫刻を施した砂岩を積み上げてトウモロコシのような形に組んだクメール様式の仏塔、その他タートとよばれる平面基調の仏塔もあります。

本堂と並んで見応えのある礼拝堂

また本堂に並んで、観光にも人気が高い場所が礼拝堂とよばれる場所です。

 

これは在家信者の礼拝などに使われ、1つの寺院に複数ある場合もあります。

 

本堂よりも礼拝堂の方が大きいことが多く、結界石がないことも見分け方のポイントの一つといえます。

 

その他にもあまり一般には公開されていませんが、クティとよばれる僧侶の住居や、ホーライとよばれる仏典を保管する図書館、いわゆる日本の経蔵もあります。

 

ホーライは寺院建築の中でも豪華な装飾が施されていることが多く、美しい彫刻などを見ることもできます。

 

またサーヤーとよばれる東屋もあり、これは寺院を訪れた人が休むための小屋として知られています。

 

屋根を柱だけで支えており、壁がないからこそどこか開放的で涼しげな造りとなっています。

 

ときどきタイの僧侶たちがここで休んでいる光景も目にしますが、どこかのんびりとした雰囲気がタイらしさを感じさせてくれます。