バンコクの旅をもっと楽しむために

タイの伝統が感じられるタイ舞踊

タイではショーやレストランのディナーショーで、タイ舞踊を楽しむこともお勧めで、タイの伝統と文化を感じることができます。

 

タイ舞踊は「指先の芸術」と言われており、指や手のひらを巧みに使いながら、身体をくねらせて、その曲線美を楽しむのがその特色です。

 

またタイ舞踊の衣装はとても煌びやかなものが多く、その豪華絢爛な衣装はとても見応えがあります。

 

タイ仏教を思わせるような仏塔をイメージした金の冠をかぶり、繊細な刺繍がなされた衣装は、その踊りともとてもよくマッチしています。

 

この美しい踊りは、舞踊のストーリ―がたとえ戦闘のシーンであっても、物悲しい場面であっても、この美しさを貫きとおすことがセオリーとなっています。

 

また使われている音楽は、西洋音楽の影響を受けていない独自のものであるからこそ、タイ特有の楽器を使い、その美しい音色もその魅力の一つです。

 

どこか物静かな音楽となっていますが、これはタイ人の穏やかでおとなしい国民性を反映しているものであるといわれています。

 

タイ舞踊を楽しめるスパトラーリバーハウス

タイ舞踊はわざわざチケットなどを購入しなくても、無料で楽しめるレストランのディナーショーを利用してみることもお勧めです。

 

チャオプラヤ川の西岸にあるスパトラーリバーハウスは、テラス席からワットアルンや王宮のライトアップが望める眺望の美しさに定評のあるレストランです。

 

このレストランは、タイにおける女性の権利向上に尽力を尽くしたスパトラー女史の自宅をレストランに改装されたものでとても伝統と歴史を感じられる空間となっています。

 

アクセスはBTSサパーンタークシン駅そばのサートン船着場から船でN9ターチャーン船着場、下船後専用渡し船で、アクセスできるようになっています。

 

レストラン専用のボートでアクセスできるとあって、まさに夜景を楽しみながら別世界への誘いを受けたかのような雰囲気がとても好評となっています。

 

ここスパトラーリバーハウスでは、土曜日の19時半から20時のみとなっていますが、タイダンスのショーが行われています。

 

この日のテラス席は非常に混雑をするので、予約をしておくことがお勧めです。

 

ここスパトラーリバーハウスは、わずか30分のショーながらも無料で楽しむことができます。

 

パトラーリバーハウスのメニューは、モダンタイ料理を思わせるお洒落なメニューが充実しており、値段も1皿あたり200〜250バーツ(600〜750)円となっており、比較的リーズナブルな価格もその魅力の一つといえます。

 

またコースメニューも800〜1300バーツ(2400〜3900)円となっており、コストパフォーマンスの良さにも定評があります。

毎日タイ舞踊を楽しめるシャングリラホテルのサラティップ

またもう一つ「サラティップ」とよばれるレストランは、チャオプラヤ川沿いにあるシャングリラホテルの中に入っています。

 

このレストランでは毎日でタイダンスが披露されており、屋外のテラス席とエアコンの効いた快適な店内から席を選べるようになっています。

 

ダンサーは双方の席を行き来してくれるので、どちらの席でも楽しむことができます。

 

一流のホテルならではの上品なメニューが充実していることも、その魅力の一つです。

 

「ヌエア・カ・タ・ロアン」とよばれるオーストラリア産ビーフテンダーロイン炒め、「トムヤム・ゴーング・ライ・セウア」とよばれるレモングラス風味のクルマエビ入り辛酸スープ、「ソム・トゥム・コール・ムー・ヤング」とよばれるグリーンパパイヤ、ニンジン、豚の肩肉グリル入りスパイシーサラダ、「ガイ・ヤン・カミン」とよばれるクミン風味のチキンマリネグリルなど、お洒落な名称のメニューとおいしい味わいがとても人気となっています。

 

毎日おいしいグルメとタイ舞踊を楽しむことができるので、スケジュールが調整しやすいことも魅力的です。