タイの国技として知られるムエタイの魅力
タイの国技として知られているのが「ムエタイ」です。
これは世界最強格闘技ともよばれるもので、タイ式キックボクシングです。
その歴史はとても古く13世紀までさかのぼるといわれています。
迫力あるパンチ、キックなどその見応えあるスポーツは一見の価値があります。
もともとは他国を侵略することに原点があるともいわれており、会場は常に活気と熱気に包まれています。
タイの国民からは非常に支持されているスポーツで、毎日いずれかのスタジアムで試合が行われています。
ムエタイの醍醐味は、その迫力を楽しむことができるだけではなく、ラウンドごとに次第にアップテンポになっていく古典楽器の旋律にもあります。
また選手が恩師への尊敬と感謝の念を込めて舞われるワイクルーとよばれるイベントもあり、スポーツ以外の見所も満載です。
バンコクにある2つのスタジアム
バンコクのスタジアムは主に2つの場所が知られています。
民間が経営しているラチャダムヌーン・スタジアムと、タイ陸軍が運営するルンピニー・スタジアムが、観光客から人気のスタジアムとなっています。
毎日どちらかのスタジアムで必ず試合が行われています。
試合のチケットは席のグレードによって料金が異なりますが、スタンド席は500バーツ(1500円)、リングサイト席は2000バーツ(6000円)から購入することができます。
古いスタジアムとして知られているのが、BTSサナーム・キーラー・ヘン・チャート駅からタクシー10分の場所にある「ラーチャダムヌーン・ボクシング・スタジアム」です。
1945年オープンの歴史ある王室系のスタジアムで、場内はエアコンが利いており、2階席と3階席はコンクリートがむき出しとなっています。
またかつてラマ4世通りに位置していた「ルムピニー・ボクシング・スタジアム」は、2014年に移転をし、話題を集めています。
スクムビット通りから車で約30分、BTSプロムポン駅近くラムイントラ通りにあるロイヤルタイアーミースポーツセンター内に移転しています。
建物は大きなスタイリッシュなドーム状の建物となっており、モダンな印象です。
入り口付近にはたくさんの案内人がいるので、はじめての利用でも安心して楽しむことができます。
また併設されているお土産ショップには、ムエタイのグッズが豊富に揃っています。
ここでしか購入できないアイテムも豊富にあるので、タイらしいお土産に最適といえるでしょう。
無料でムエタイを観戦できるティービーチャンネル7
また無料でムエタイを観戦することができる会場に、チャトゥチャックマーケット近くのティービーチャンネル7とよばれるスタジアムがあります。
このスタジアムは、タイ民放チャンネル7のテレビ局の敷地内にある会場で、毎週日曜日の午後のみ行われる無料のムエタイを鑑賞することができます。
やはりテレビで見るよりも目の前で見ることができるムエタイは迫力が異なります。
そのため日曜日には非常に混雑するスポットとして知られています。
できるだけ開場時間前の12時頃には足を運ぶようにしておくことがお勧めです。
また非常に混雑をするので、スリなどにも注意が必要です。
ムエタイを観戦する際の注意点とは
スタジアムでは外国人観光客をターゲットにやってくるスタッフがいるので、注意が必要です。
このスタッフはリングサイドの席の方がよいといって、高いチケットを購入させようとやってきます。
窓口に提示されている料金よりも高い値を付けてくることが多いので、よく確認をするようにしましょう。
また会場によってはエアコンが効いていないこともあるので、センスやうちわなど涼めるアイテムがあると便利です。
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