バンコクの旅をもっと楽しむために

日本とタイのエスカレーターの違い

タイのエスカレーター

タイのエスカレーター

日本でエスカレーターに乗る際には、東京では左側に一列に並び、右側は急いでいる人の専用レーンとして利用されており、関西ではこの逆側がごく一般的な文化として知られています。

 

タイでは右側も左側もエスカレーターに乗っている人は、急ぐこともなくそのまま乗っていることがごく一般的な光景です。

 

しかしこれはマナーや文化の違いともいえますが、実はタイのエスカレーターのスピードは日本よりも速く感じることが多いです。

 

日本では丁寧に高速のエスカレーターには「高速エスカレーター」とかかれていたり、注意を促す自動アナウンスが流れていることが多いですが、バンコクではスピードが速いため急ぐレーンがなくでも効率的に移動できるから、右側と左側では同様に利用されている理由があるといえます。

 

またバンコクの街中を歩いていると、日本と比べて高齢者が圧倒的に少ないことも、高速エスカレーターが広く普及している理由の一つといえるでしょう。

タイの駅のエスカレーター事情

バンコクの駅のエスカレーター

バンコクの駅のエスカレーター

バンコクの駅のエスカレーターは上り線か下り線によって、どちらかにしかエスカレーターが設置されていない駅も多く見かけます。

 

次第に増設がされつつありますが、特に空港からエアポートリンクを使って、ホテルの最寄りの駅までアクセスすることを考えている人はよく確認をすることが大切です。

 

重い荷物を持ったまま階段で移動をしなければならないことも多く、電車は渋滞知らずのメリットがある反面、エスカレーターがないこと多いバンコクは予めよく確認をしておく必要があるといえます。

 

特にバンコクの駅では乗り換え駅を除いて、下りのエスカレーターが少ない傾向にあります。

 

またデパートによっては、エスカレーターが連続してない場合もあります。

 

そのため上や下の階に行くためには少し歩かなければならないこともあります。

 

ただし日系のデパートでは基本的に構造は日本と同じで、エスカレーターが連続していることが多いです。

 

また日本では広い乗り換え駅には動く歩道がとてもよく普及していますが、バンコクでも近年歩く歩道を設置する動きがみられるようになってきました。

 

その例の一つがタークシン橋駅と隣のスラサック駅を結ぶ動く歩道の着工が行われており、工事は遅れているものの2015年を目途に完成予定となっています。

タイのエスカレーターの近年の傾向

バンコクのショッピングセンターのエスカレーター

バンコクのショッピングセンターのエスカレーター

タイのエスカレーターでは、近年日本をはじめ他の国に倣って急ぐ人のレーンを設けようとする意識の改善が見られつつあります。

 

フェイスブックなどではそのような呼びかけもはじまっており「Walk left」や「Stand on the Right」というキャッチフレーズもよく見られます。

 

つまり急ぐ人は左側通行、急ぐ人は右側通行というマナーを浸透させようとする動きです。

 

この動きはフェイスブックで賛同が一定の数集まり次第、BTSやMRTなどに対して正式に陳情書を提出する計画がされているそうで、次第にデパートや空港などにも活動を広げていく予定であるといわれています。

 

タイでは渋滞緩和のための対策の一つとしてBTSやMRTなどが運行された背景があり、より高い効率を目指しているマナー向上を目指すモチベーションの高さを伺い知ることができます。

 

この動きをより広く浸透するようにと、近年バンコクのエスカレーターにはステッカーを張って、その運動を根付かせようとする動きが見られます。

 

この動きはバンコクの人たちにも好評となっており「朝の通勤時間帯が快適になる」「マナー向上をバンコクの町にも呼ぼう」と、市民も積極的に参加をしようとする動きがみられるようになってきています。

 

この動きは2011年からスタートしているもので、まだ街中にはまだらな傾向も見られますが、近い将来タイのエスカレーターにも日本のエスカレーターの文化が浸透していくことでしょう。